スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Tag:スポンサー広告 

勝新「人斬り」見た話

昔の時代劇や映画って面白いのが多いなあって思うことがあります。
作られた数が多いから当然なんですが、

まず役者さんが和服生活が残っていた時代の人であること。
所作が自然であること。
人が死ぬのが当たり前だった時代を知っている。子どもなんてちょっとしたことで死ぬし、流行病で死ぬし、お腹壊したら死ぬし。
大人でも戦争行って死ぬし。

日本の人間が、貪欲で骨太でたくましかった時代。そういう人が今よりも多かった時代って言えばいいのかな。
画面を通して人の強さが伝わってくる。


「人斬り」は司馬遼太郎の「人斬り以蔵」をベースにしたものです。
以前司馬遼太郎が自ら脚本を書いた、バブル期?の映画だか番組だかをちらちら見たことがあるんです。そちらは大変退屈だったのであんまり期待してなかったんです「人斬り」
第一幕末だし。幕末興味ナッシングだし。ないなりにも知識としては知ってなきゃいけないかなあくらいなもんで。


勝新太郎がどうしてあの時代のヒーローだったのか、ものすごく理解できました。すごくわかった。
だってすごいんだもん。
「人斬り以蔵」を読んだ時は「以蔵ってただのバカやん」で終わっていたのですがね、お腹ぷよりんでお顔もブルンブルな勝新ですがね、魅力的なんですよ。原作通りバカだけど。世の中や人の機敏やらなんやら理解できないまま大人になった少年みたいな。

実際の映画では「人斬り以蔵」部分はほとんどないです。たまーに、あのシーンねはいはいはいくらいしかないです。
無くて良かったです。
路地での居抜きからのチャンチャンバラバラは息を飲みます。居合やってる人には剣を抜いてる瞬間とかはっきり見えるみたいですが、ド素人な僕にはわかりませんでした。目悪いし。画面暗いし。ただ、すごいことしてるってのはわかります。

剣を振るう二人はもうね、死闘。
鍔迫り合いってこういうものかもしれない。
演技ですらこれだもの、当時の斬り合いはもっともっと恐ろしい物だったんだろうと恐怖に震えました。

「この俳優さんだれだろ? めっちゃ筋肉すごい」のが三島由紀夫だったり
品が良いが明らかに浮いている大人の事情で出演なのか、キャスティングミスなのか、の坂本龍馬石原裕次郎とか

このおねえちゃんキレイやんってのが倍賞なんとかさんだったりとか

俳優さんの面々を調べるだけでも面白いです。


このように「人斬り」 時代劇スキーなら一度は見たほうがいいんじゃね?ってくらいのおすすめ作品です。
昭和のちびっ子がなんでチャンバラごっこしてたんだろってのがわかります。
だってとてもカッコイイですからね!


そんな「人斬り」ですが、もしひとつ残念なところをあげるとしたら
ラストシーンですかね……
笑うところなのかな?って思っちゃった。
宮部みゆき「模倣犯」(映画)最後のアレが「ハァァァ?」だったみたいな。

確かに人間は水のつまった袋みたいなもんですけどね。
あそこは原作通りでよかったんじゃないっすかね。


   youtubeで「人斬り」名シーンは見れるんですが、やっぱアレなのでちゃんとディスクで見て下さいねー



昔の映画で、名作として残っているものには理由があるなって話でございました。

スポンサーサイト

Tag:雑記  Trackback:0 comment:0 

Comment

comment form
(編集・削除用):
管理者にだけ表示を許可
プロフィール

sugar

Author:sugar
sugar(佐藤)です。最近お絵かきに目覚めました字書きです。ピクシブ始めました。http://pixiv.me/khronos442_satoh

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
FC2カウンター
QRコード
QRコード
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。