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明るく後ろ向きな小学生と年の離れた親友が事件に巻き込まれる話 その4

サモンナイト、OPらしきものを見たら普通にイケメン等身高い兄ちゃんや姉ちゃんがでてきていてショックを受けてましたこんばんは佐藤です。

ジャケットやロゴがかわいかったので、カワイイ系だと思っていたのですが

サモ歴長いお友達いわく

「ぶっちゃけSRPGの皮をかぶったギャルゲっすよ」



そうか……イラストがエロゲの人だったのもなんか納得……





「明るく後ろ向きな小学生と年の離れた親友が事件に巻き込まれる話 その4」



 美桜の後ろを泣きながらついていく田中。
 
 なんで小学生にコッペパン一つで好きに扱われなければいけないのかという屈辱、逃げようと首を回すと黒猫が頭皮に爪を立てる痛みで田中の涙は止まらない。
 不憫にすぎるんじゃないだろうか。と自分を憐れんでも仕方ない。

 コッペパンの恩を返したら速攻帰るから! 絶対帰るから!

 そう固く決心した。



 
「綾乃」
「はい」
「お前、体力あるか」
「ないです」
「そうか、あるのか。じゃあ今回も貴様が矢面だ」
「話きいてくださいよ!」

 ジャリって音がした。
 田中の額に赤い液体が流れた。
「クロミちゃん……お願い降りて……」
 黒猫はあくまでも美桜側なのだ。2対1で田中に勝ち目はない。

 
 てくてく歩いていった先には古い建物。高い塀に囲まれた向こうに、トタンでできたっぽい小屋がある。その奥には洋館が。いかにも怪しい。
 美桜は背負ったランドセルを手に持ち替え、ためらいもなく締め切られた門の隙間から中に入っていく。金属の棒が等間隔に並んだ、西洋風のアレだ。
「美桜ちゃん、人のおたくに勝手に入っちゃいけません! 出てらっしゃい」
「うるさい、お前も来い」
「だめです、勝手に入っちゃいけないです。そもそもこんな隙間、僕が入れるわけないじゃないですか」
「……」
 美桜はなめまわすように田中を見た。
「欠食児童体型で何を言っている。あたしをこんな妖怪人間が出そうな洋館に一人おいておく気か。いいからついて来るのだ」
 なんという言われよう。
 田中は自分の体を見返した。貧乏学生らしい痩せっぽち。
 学食でおばちゃんがこっそり大盛りにしてしまうくらい、哀れを誘う姿。

 ためしに棒の隙間、体を通してみるとすっと通り抜けることができた。


 落ち込んだ。


「ほらごらん。あたしの言ったとおりでしょうが」
 しょんぼり美桜のあとをついていく。
「男の子なんだからもっとシャッキっとしなさい、シャキっと」
 
 背中に蹴りを入れられた。


 
 美桜は例のトタンでできてるようなボロい小屋の前までやってきて、腰をかがめた。
 

「ほら、この穴。覗いてみ」

 錆びて空いたのだろうか、壁にこぶし大の穴が開いていた。
 
 中はガランとした部屋がひとつ。

 シャベルやロープが無造作に放置されており、物置として使われていたあとがうかがえる。



「昔、物置だった部屋って感じ」
「アホか」

 田中は頭に衝撃を受けた。はたかれたのだ。

 勢い余って壁に顔がぶつかった。痛い。

「よく見るがいい、気づくことがあろう」
「気づくって……」



 壁と床と天井。あとシャベルとロープ。古そうな新聞紙。
 赤いコーン。

 他に何が。



「もしかして、床?」

 床に四角いラインがある。あの部分は持ち上がりそうだ。



 だからって何?





 というところで続くよ!



 ではまたね。

 佐藤でした。


 
 

 
 
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テーマ : オリジナル小説
ジャンル : 小説・文学

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Author:sugar
sugar(佐藤)です。最近お絵かきに目覚めました字書きです。ピクシブ始めました。http://pixiv.me/khronos442_satoh

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