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明るく後ろ向きな小学生と年の離れた親友が事件に巻き込まれる話 その1

カミツレさんを見て「ルナ!」(キャシャーン)と思った人は少なくないだろうこんばんは佐藤です。

お箸大事にしてたのになあ。職人さんと一緒に一番いいの選んだんだけどなあ。
また買いに行こう。



今日もやってみようか診断メーカーでお題。

「明るく後ろ向きな小学生と年の離れた親友が事件に巻き込まれるミステリー」

ふむふむ。
ミステリーの定義が未だにわからんのだがね。




 真っ黒いランドセル。
 開けば内張りはフューシャピンク。クールキューティ、それがいまどき。
 2つに結った髪はキューティクルクルクル、パーマもカラーも未経験。高校生や大学生のおばちゃんみたいに傷んでないわ。
 現役女子小学生、最強。

 学校帰り、てくてくしてると真っ黒い猫がやってきてあたしに歩調を合わせる。
 子猫みたいな顔をした小柄な毛玉。あたしの友達。どこに住んでるのかもしらないけれど、下校時はいつも一緒だ。
 さあ、あの角を曲がるよ。そしたら。


 あたしにとっての今日がはじまる。



「……うっ」
「ウッとか言うな。ラッキーとかヤッたぜフランだとかそういうことを言え。天才美少女を前に言葉を失うことは理解できるが」
 黒髪小学生の姿を見るなり、青年は顔色を変えて回れ右をした。子供に関わると碌な事はない、長くもない人生でそれは十分に学んだ。
 さあ逃げるんだ、今すぐ全力でと足を出すとそこに黒猫が! いかん踏んでしまうと動きを止めたのが彼の運の尽き。少女に腕を掴まれた。
「逃げなくてもいいでしょうが。ミサキ様にお声をかけていただいてありがたいと思え、数年後には魔法使いになってしまう男よ」
 誰が魔法使いだ、失敬な。
 と言いたいところを青年はぐっとこらえた。相手は小学生だ。情操教育系に関してはなるべく触れたくない、しかも彼女て輩は……
「僕これからバイトですから。手を離してください。変態だと思われたくない」
「美少女相手に正常な行動をとれぬ男はそもそも変態である。ガタガタ言うな」
「ほら、ご近所の目とかあるでしょう。連絡網であっという間に手配されてしまうから離して」
「心配はいらん。相手があたしの場合、PTA連絡網など役に立たん。免除だ免除」
「意味がわかりません」
「あたしは特別な存在ってことじゃない」
 大根をエコバックに入れた奥様が、青年を哀れな目で見つめながら去っていった。
 青年は悟った。そうだ、この子は特別な子だった。

 トラブルメーカー。

 関わってはいけない子……ただでさえ小学生に声をかけただけ(※ただの挨拶)で通報される世の中だっていうのに。


「わかったか」
 『ミサキ様』は青年の腕を引き、ジャンプして頭突きした。メガネが飛んでいった。

 反対方向からやってきた奥様が、口元を覆って足早に去っていった。
 厄介ごとは一処に。人のよさそうな青年に任せておけばいいのだ。


 痛みにうずくまる青年の横で、真っ黒い猫がにゃあと鳴いた。


 

 つづく



なんかいっぺんに終わりそうもなかったから今日はこのくらいにしといてやるぜー☆


ではまたね。

 佐藤でした。


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ジャンル : 小説・文学

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sugar(佐藤)です。最近お絵かきに目覚めました字書きです。ピクシブ始めました。http://pixiv.me/khronos442_satoh

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