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「銀河市民」読んだ話

こんばんは佐藤です。

この週末はMacノート導入したりガンダムUCみにいったり、
同人系統はいろいろあったのですがそれはまああとで書くことにして。
忘れないうちに感想文書いときます。
忘れないと思いますが、たぎってるうちに。


「銀河市民」ハインラインさんの作品です。
今出てるのは表紙がカミーユかバナージかみたいな美少年です。これぞ銀河美少年wといった風です。
うっすらバックにいる女の子は最後の最後の最後のほうで出てくるあの子でしょう。


で、ネタばれあるし
多少古典SFファンのみなさんと視点が違ったりするかもしれないので
「銀河市民」大好きな方やハインライン大好きな方には先にいろいろごめんなさいです。


このお話は奴隷として転売されてきた一人の少年のお話です。成長物語かと思ったらそうでもないです。
自分の意思なんてほとんどなく、ただまわりに流され続け
ちょこっと自分で動くことでもあったかな?と思わせる描写もありましたがやっぱり周りに飲まれってか流されてるし。

成長記に入るか、やっと本題かとおもいきやあと5分の1くらいしかページのこってないですよー。

さらに作者がここらへん描くの苦手だったのか、ものすごいすっとばしがあり
(なんかこの人の作品、時々おもいっきりすっとばすことありますよね)


終わるともなく終わってしまった……


なんでや……( ゚д゚)ポカーン



というストーリー。
いまどきだったら流されるままの5分の4を半分以下に縮め、いよいよ自分で動くようになったところを丁寧に描かないとおこられんじゃないだろうか。



次から思いっきりネタバレですよー。



ソービー少年が奴隷市場で体の一部を失った年寄りに格安で売り飛ばされるとこからお話はじまります。
この年寄りが宇宙軍大佐でX部隊っていう秘密部隊所属の隊長?で、まあ知識とか豊富なんですわ。
少年の出自を探り出そうと退行睡眠かけたりするがよくわからん。
しかしこいつもしかして地球出身じゃね? 使えるんじゃね?ってわけで
うごく記憶チップとして利用します。少年自身知らない言葉をそのまま記憶させ、もし自分に何かあればだれそれを頼れと。
それはX部隊に所属しながらも身分をかくし、自由商人として星々をわたる船長。
船長は宇宙軍に彼を引き渡し、軍艦の艦長はなんとか彼を地球にある大財閥の御曹司(両親は自社が奴隷貿易の一端を担ってることを知ったためか、おそらくは殺害されている)ということをつきとめます。

御曹司として丁重に迎えられるソービー。
で、なんだかんだとわがまま言ってる間にちょっとコレおかしくね? 自分とこの会社で作ってる船
奴隷貿易で使用されてるのと同じなんだけどどゆこと?


ってとこで終わります。ええ、終わっちゃってますとも!





御曹司ってとこまでがとにかくながい。この間、ずっと彼は流されてるんです周囲に。
レールをしかれた子供のように。でもね、それは仕方のないことかもしれない。
奴隷として物心つく前からひどい扱いを受け、X部隊バスリム大佐に引き取られてからは乞食としての生活しか教わらなかったから。あるいは人間SDカード扱い。


彼は親代わりであろうバスリムに抱きしめられたことはあるんだろうか。愛情を与えられたことはあったろうか。
バスリムは彼をともすればただの使える1枚のカード程度にしか思っていなかったようにも感じます。
文明や文化、誰かを愛する心の機微、何一つ教えも伝えもしなかったから。
彼の未来を考えてるふしはありませんでした。


そしてソービーは地球に行くまで、行って変な意固地をはるまで自分の意思で動くことはなかったです。

「父ちゃんがこんなときはこうしろっていったから」

それだけです。

まず自分がこうしようと思う、でもそれは正しいことかわからない。そういえば師と仰ぐあの人はこういっていたけれどどうだろう。
なんて順序で考えることはありません。「父ちゃんが言ったから」オンリー。
かわいそうなほどに環境に流されます。

バスリムは奴隷制度をひどく嫌っていたけれど、自分がソービーになしたことに罪悪感は感じなかったのでしょうか。良心の呵責はなかったのでしょうか。



ソービーが自分の会社で何が行われているか知っていく間に
人らしく変わっていってくれればいいなと思います。バスリムの亡霊から解き放たれて。
変えてくれる人間はすぐそばにいるんですから。聡明で美しい少女が。





さて、次は「電気羊」読むぞー



 ではまた。佐藤でした。
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ジャンル : 小説・文学

Tag:雑記  Trackback:0 comment:0 

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sugar(佐藤)です。最近お絵かきに目覚めました字書きです。ピクシブ始めました。http://pixiv.me/khronos442_satoh

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